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ゼロからはじめる夏の湿気対策 実践編
 
5月以降の、ピアノの湿気対策の手順を具体的にご紹介します

2021/5/07 掲載
 
STEP1 湿度計を買う


まずは湿度計を購入して、部屋の環境を知るところからスタートです。
 
・ネットショップ(Amazon、ヨドバシ.comなど)
・ホームセンター
・電器屋さん
 
などで購入できますが、店舗ではあまり種類が置いていないためネット購入がおすすめです。
 
一番のおすすめはTANITA(TT-580)グラフで湿度のチェックが簡単です。
 
湿度計の選び方はこちらに掲載
 
 
STEP2 湿度計を設置する

正確な湿度を計るために以下のような場所に設置します。
 
・日の当たらない場所
・冷房や扇風機の風が当たらない場所
・目線の高さの見やすい場所がおすすめ
 
 
STEP3 湿度計をチェック


1週間ほど、できれば朝・昼・夕とチェックします。
 
・湿度 45%〜55%で推移 → 今のところは適正なため問題ありません。引き続き湿度のチェックを続けます。
 
・湿度 55%を超えることがある →  除湿機が必要なため、SETP4に進みます
 
 
STEP4 除湿機を選ぶ


選ぶポイントは2点です。
 
・家の構造(木造、鉄骨など)
・部屋の広さ
 
広い部屋では三菱(MJ-P180SX)一択です。
6畳の個室などではアイリスオーヤマ(IJC-J56)も選択肢に。
 
ピアノに適した除湿機はこちらに掲載
 
 
STEP5 除湿機を買う

・ネットショップ(Amazon、ヨドバシ.comなど)
・ホームセンター
・電器屋さん
 
などで購入できますが、こちらもピアノに適した機種は店舗にはあまり置いていないため、ネット購入がおすすめです。
 
 
STEP6 除湿機を設置する


除湿機も、センサーが正確に作動して万全の効果が出るような場所に置く必要があります。
 
・日光が当たらない場所
・冷房や扇風機の風が当たらない場所
・除湿機からの風がピアノに当たらない場所
・空気が適度に回る場所
 
 
STEP7 除湿機を使用する


除湿機の湿度を50%に設定し、24時間自動運転を行います。
 
 
STEP8 日々の管理のしかた


・引き続き湿度計をチェックしながら、湿度が大きな変化をしていないか気をつけます。
・除湿機のタンクが満タンになる前に水を捨て、運転が止まらないように気をつけます。(特にお出かけ時や寝る前に注意!)
・フィルターの掃除機がけやタンクの掃除を行いながら10月下旬頃まで使っていきます。
 


※トリセツを読んだけど「湿度の判断が難しい」「ネットでの購入の仕方がわからない」という方は...
 
近隣エリアのお客様限定となりますが、湿度計の購入から除湿機のセッティングまでおまかせいただけるサービスをはじめました。
 

 
 
 
 
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