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温・湿度計の選び方
 
ピアノを長く、快適に使うためには温湿度計でお部屋の環境をチェックすることからはじめましょう。

2021/01/7 内容を追加して再掲載 
 
どうして温湿度計が必要?


 ピアノを良い音で長く使うためには置き場所の温湿度管理がいちばん重要です。そのためには感覚ではなく数値でしっかりと状況を把握して適切に対応していく必要があります。
温湿度計はピアノの管理には絶対に欠かせないアイテムです。
 
2種類の温湿度計


温湿度計には大きく分けてアナログデジタルの2種類があります。
 
 
 
見た目以外にも違いがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
 
【アナログ】
◯ 針の位置でだいたいの数値が確認できる
◯ デジタルよりも精度が高い
◯ 電池が必要ない
 
☓ デジタルにくらべて寿命が短い
☓ ピアノの音に針が共鳴して雑音が発生しやすい
 
 
【デジタル】
◯ 正確な数値を確認しやすい
◯ 機種によっては最高、最低温湿度の記録ができるものなど機能性が高い
◯ デジタルに比べると寿命が長い
 
☓ 電池が必要
☓ アナログに比べると精度が低い
 
ピアノにはどちらが適しているか


ピアノにはデジタル温湿度計がおすすめです。ピアノの管理には細かい数値がそこまで重要なわけではないのでデジタルの精度で十分なこと、数値が簡単に確認できるのでチェックが面倒でないこと、ピアノの音による雑音が起こりづらいことが理由です。
デジタルにしか無い機能で、最高・最低の温湿度を確認できる機種であればさらに管理がしやすくなります。もちろん見た目やお部屋の雰囲気などのお好みでアナログを選んでも問題はありません。
 
おすすめの温湿度計


とりあえず安いものでかんたんにチェックしたい場合
 

  タニタ/TT-558  
 

コンパクトで邪魔になりません。そのまま立てて置いても安定感がありますし、少し厚みがありますがネジで壁掛け、マグネットで貼り付けることも可能です。温湿度の最高、最低も記録でき、とりあえずはこれを買っておけばまちがいないです。
 
 
しっかりと部屋の環境を整えたい場合【一番オススメ】

タニタ/TT-580

グラフで7日分の温湿度の推移が確認できるので、いない間の部屋の環境を確認してより最適な状態に整えやすくなります。本体は少し大きめですが表示が見やすく日々の確認が苦になりません。
 
 
別の場所からも確認したい場合

SwitchBot/温湿度計
Bluetooth経由でその場に行かなくてもスマホで温湿度がチェックできます。36日間の履歴も確認可能。(※別途hubを接続するとWi-Fiで外出先からの確認、年間を通しての推移の確認や家電との連携もできます)複数の部屋に置いて一括管理にもおすすめ。本体が見えないところに置ける自由度がメリットの分、逆に本体での確認は少ししづらいです。
 

 
 
アナログのおすすめ

エンペックス/EX2718
 
置き場所にも注意 

正確に計測するためには、日光やエアコンの風などが当たらない場所に設置してください。確認するのがめんどくさくならない、見やすい場所の目の高さがおすすめです。
 
温湿度計の寿命は意外と短い


あまり知られていないのですが温湿度計の寿命は短く、アナログが約3年デジタルが5年くらいです。アナログはバネの劣化、デジタルはセンサーの劣化により反応が悪くなったり、全然違う数値を示すようになります。
もし古い温湿度計がおうちにあっても使用せず、新しいものを購入してください。
 
とにかくまずはご用意を


温湿度計でピアノの置き場所の環境を知ることはピアノ管理の第一歩です。すぐに環境を整えられない場合でもまずはどんな状況かを把握しておくだけでも意味がありますので、もし温湿度計をお持ちでなかったり、古いものしかない場合はぜひご用意を!
 


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